2009年2月28日

「第2回 農村環境・環境保全型農業を考える集い」を開催しました。

  P1020910.jpg 2月27日 午後2時より、秋田ふるさと農業協同組合 里見総合支店 研修室において、NPO法人樽見内地域資源保全委員会主催(共催:平鹿地域農地・水・環境保全向上連絡協議会)で、「第2回 農村環境・環境保全型農業を考える集い」を開催しました。

 今回の集いは、「農村集落を元気にしよう」をサブタイトルにして、講師に財団法人 日本土壌協会長 松本 聰 氏(東京大学名誉教授・秋田県立大学名誉教授)をお招きをして、集い出席者80名で開催をしました。

 

P1020914.jpg 集いの出席者は、東北農政局農村計画部資源課長 草野 大輔 氏をはじめ東北農政局より7名、 秋田県雄物川筋土地改良区理事長 柴田 康二郎 氏、 秋田県平鹿地域振興局農林部より3名、 横手市平鹿地域局産業振興課より3名、社団法人秋田県農業公社より2名、 平鹿町土地改良区事務局長 柴田 吉郎 氏、 JA秋田ふるさとより5名、 そして平鹿町の農地・水・環境保全向上対策事業の活動組織 7組織、 農事組合法人及び集落営農組織 5組織、 里見有機米研究会、 株式会社 菅与等からの参加を頂き、樽見内地域資源保全委員会役員 30名の総勢80名となりました。

 

(集いの開催内容)

 樽見内地域資源保全委員会 事務局長 小野寺幸雄の進行で開催しました。

    主催者あいさつ  樽見内地域資源保全委員会 理事長 石山 聞一

    来賓あいさつ   東北農政局 農村計画部資源課長  草野 大輔  氏

               秋田県雄物川筋土地改良区理事長  柴田 康二郎  氏

 あいさつ終了後、財団法人 日本土壌協会長 松本 聰 氏から、基調講演を頂きました。 演題は、「環境保全型農業における堆肥施用の意義と実践」についての内容で、今日集りの私たち農家に分り安い言葉で話して頂き、大変有難く、勉強になりました。

 基調講演後に、当地域おける環境保全型農業の実践取組の紹介をしました。

 はじめに、東北農政局整備部農地整備課営農指導係長 長澤 英樹 氏より、東北における農地・水・環境保全向上対策」の取組状況の説明を頂きました。

 そして、横手市平鹿地域局産業振興課 藤原 一裕 氏より、横手市平鹿町における営農活動支援の取組状況の説明を頂きました。

 環境保全型農業の実践取組紹介として、里見有機米研究会の事務局をしているJA秋田ふるさと里見総合支店営農経済課 課長補佐 加賀谷 功 氏から里見有機米研究会の設立、経緯、そして活動内容の紹介を頂きました。 活動紹介の中で、204名の会員がおり、水稲(あきたこまち)作付面積が 平成20年度実績 283haで、播種前契約をして パルシステム連合にエコチャレンジ米として全量出荷されていることの紹介がありました。

 その後、樽見内営農組合の事務局長であり、当法人の副理事長 渡部一男より、樽見内営農組合で実施している耕畜連携(堆肥の散布・WCSの作付・飼料用稲わらの収集)の紹介と、平成20年12月に伊勢丹シンガポール向けに米を輸出したことの紹介をしました。

 各事例紹介後、出席者によるフリートーキングに入り、フリートーキングの進行は、副理事長 渡部一男があたりました。

 はじめに、石成地域資源保全活動組織代表の小場健一郎 氏より 神明沼の再生、保全管理の活動紹介を頂きました。

 そして、農事組合法人こまち野 理事 小野雅敏 氏より大型ハウスを導入し、いちご栽培をしている紹介を頂きました。

 発表されたトークは次の通りです。

 里見有機米研究会長 佐々木正博 氏、  アイガモによる有機米の生産紹介。

 畜産農家(肥育牛)・JA秋田ふるさと流通販売課 課長補佐 木村 均 氏、  WCSの作付紹介と米の流通などについて紹介。

 秋田県産業経済労働部 流通貿易室貿易班長 小林治男 氏、 1月に解された伊勢丹シンガポール みちのく北海道フェアの紹介。

 秋田県平鹿地域振興局 農林部農林企画課 高山正紀、  秋田県版GAP策定の紹介。

 東北農政局 秋田農政事務所計画課長 須田清 氏、  水田フル活用に向けた水田等有効対策、産地確立対策、耕作放棄地対策などの紹介。

 フリートーキング後、進行役を 事務局長 小野寺幸雄に代わり、集いのまとめを 松本 聰先生からして頂きました。

 そして、集い閉会のあいさつを 理事長 石山聞一が行い、集いを閉じました。

 午後2時より開催し、途中10分間の休憩をし 、午後5時20分の閉会と、有意義な講演と意見交換がなされた集いが出来ました。

 また、集い参加者が 80名になり、当初私たちか想定をしていた50名の参加者を超え、驚きと参加者の皆さんに感謝を申し上げます。 そして、今回の集いに東北農政局の方々をはじめ、関係各部署にご協力を頂き、ありがとうございました。

P1020644.jpg 石山理事長のあいさつ

 

P1020915.jpg 東北農政局 草野課長あいさつ

P1020916.jpg 雄物川土地改良区 柴田理事長あいさつ

P1020922.jpg 松本先生の講演

P1020919.jpg 熱弁の松本先生

P1020640.jpg   集い参加者

P1020663.jpg       神明沼の再生保全を説明、小場代表

P1020667.jpg 里見有機米研究会 佐々木会長 

P1020673.jpg 集いのまとめをする松本先生

(集い第2部・懇親会)

 集い終了後、会場を移動して午後6時より、雄物川町交流センター 雄川荘において、会費制による「集い懇親会」を 松本 聰先生を囲んで開催しました。 懇親会にも54名の参加を頂き、盛会な懇親会になりました。

 懇親会は、樽見内地域資源保全委員会 副理事長 武藤吉克の挨拶、同理事の高橋茂の乾杯で開演しました。

P1020923.jpg 懇親会開演の挨拶、武藤副理事長 

 (渡さんのひとりごと)

 昨年に続き、集いを開催しましたが、 昨年は初めての開催ということで 32名の方に出席をお願いをしての開催でした。 今回、2回目ということで、関係方面等に協力と案内をしましたところ、私たちの予想を超える方々の参加を頂き、大変うれしく思っています。

 また日頃から、松本先生には、私、私どもは大変お世話になっていますし、無理なお願いをしています。 松本先生が元気な限り、この集いを重ねていくことを松本先生と約束をしました。

 懇親会の締めの挨拶を 当法人の理事 佐々木恒雄にお願いをしたところ、農村集落を元気にするために3つの者が必要という話をして頂きました。

 その話を 渡さんが引用し、勝手に紹介します。

 ① 若者 --- 確かに若者は、次世代に繋ぐために必要です。 少子高齢化の波は農村に大きく降りかかっています。 特に私たち農村集落の子供たちは、準絶滅危惧種になっております。 そのような中で、環境保全対策事業をうまく取り入れることにより、私たちの老人クラブは、かつての青年の気持ちを取り戻し、集落に活気と明るさを与えてくれています。

 ② 馬鹿者 --ー 渡部一男そのものが、大馬鹿者だそうです。 確かに農村には、昔のようなリーダーが少なくなっています。 担い手農家や農事組合法人だけでは、地域農業、農村を維持、持続することはできません。 様々な人、様々な意見を交錯させ、そして尊重し、そのことを少しづつ積み重ね、まとめていく辛抱強さと我慢、そして優しさを持った馬鹿者が必要です。 まだ、私はその領域に達していませんので、小馬鹿者でしょうか。

 ③ よそ者 --- 松本 聰先生がよそ者、だそうです。 確かに松本先生は、時々私たちの樽見内に来て、元気を与えてくれます。 今では、樽見内地域の婿さんかも?

 古くから集落に他の集落から嫁さん、婿さんが来て住み、そこから子が生まれ育ち、そして若者が他の地域に巣立ち、また、他の地域からわが村に誰かが宿りーーーその繰り返しがなされ、農村集落が発展し、豊かになってきました。

 そして私たちの組織、樽見内地域資源保全委員会、樽見内営農組合に昨年の2月から今日まで、岩手県・山形県・宮城県・新潟県から14団体、300名を超える方が来訪し、一緒に研修をしています。 私たちは、何処に行かずにして研修を重ねている訳ですので、大変有難いことかもしれません。

 第2回目の集いを開催しての独り言です。

 来年のこの時期に第3回を開催する予定ですので、関係各方面からの集い開催情報提供を下さることをお願いします。

     渡さんのメールアドレス  watasan@alpha.ocn.ne.jp   情報提供、待っています。

2009年2月16日

大館市、八木橋地区環境保全隊が来訪しました。

 2月16日、大館市の八木橋地区環境保全隊(代表 高橋 勝男さん) 13名が、当法人に視察研修に訪れました。

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2009年2月10日

平鹿地域有機農業研修会を開催しました。

 2月9日、横手市平鹿町の浅舞公民館において、横手市平鹿地域局産業振興課主催による農地・水・環境保全向上対策、営農支援事業 平鹿地域有機農業研修会を開催しました。

 講師に独立行政法人 東北農業研究センター(福島研究所) の 長谷川 浩 氏をお招きをし、平鹿町で営農活動支援の対象組織 13組織から23名と 横手市産業振興課4名、JA秋田ふるさと2名、農研センター1名の 総勢30名の参加で開催しました。

 研修は、講師の長谷川さんより 有機農業の技術についての講演を受けた後、研修出席者より有機農業に取り組む際に抱えている問題点などについて質問形式で指導を頂く方式で行いました。

 平鹿町における有機農業に取り組んでいる農家は少数ですが、この度の研修は有意義で参考になりました。

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2009年2月 1日

お知らせ == 2月27日に「農村環境・環境保全型農業を考える集い」を開催します。

 樽見内地域資源保全委員会の主催で、昨年につづき 「 第2回 農村環境・環境保全型農業を考える集い 」 を下記の通りで開催します。

 この集いは、樽見内地域資源保全委員会および樽見内営農組合が普段よりご指導、助言を頂いています東京大学名誉教授 松本 聰 氏をお招きをして開催します。

   1. 開催日時   平成21年2月27日(金) 午後2時より

   2. 開催会場   JA秋田ふるさと 里見総合支店 研修室

   3. 集いのテーマ   「農村集落を元気にしよう」 

   4. 集いの内容

        (1) 基調講演

             「環境保全型農業における堆肥施用の意義と実践」

               財団法人 日本土壌協会 会長 松本 聰  氏

                  東京大学名誉教授・秋田県立大学名誉教授

        (2) 当地域における環境保全型農業の取組

             ① 横手市平鹿町における営農活動支援の取組状況

                 横手市平鹿地域局 産業振興課  藤原 一裕  氏

             ② 里見有機米研究会の実践

                 里見有機米研究会 事務局  加賀谷 功  氏

             ③ 樽見内営農組合の耕畜連携の実践

                 樽見内営農組合 事務局長  渡部 一男

        (3) フリートーキング

            ※ 次の言葉などをキーワードにして農村集落、農家が実践している

              ことについて意見交換を行います。

                ◎ 結い

                ◎ 環境保全型農業 ・ 資源循環型農業

                ◎ 有機農業 ・ 特別栽培農産物

                ◎ エコファーマー

                ◎ 生産履歴 ・ GAP

                ◎ 耕畜連携 ・ 堆肥散布 ・ WCS ・ 稲わら収集

                ◎ 新規需要米 ・ 飼料用米 ・ 米粉用米 ・ 輸出米

   5. 集いの参集者

         樽見内地域資源保全委員会役員、   樽見内営農組合 役員

         柄内集落営農組合 役員、        高畑営農組合 役員

   6. 集い案内先

         平鹿地域農地・水・環境保全向上連絡協議会(21組織)

         東里営農組合                   東里南営農組合

         中村営農組合                   田中飼料稲生産組合

         農事組合法人 十二牲担い手生産組合    農事組合法人 こまち野

         農事組合法人 美郷サンファーム        農事組合法人 樽見内耕新農場

         株式会社 フカサワ                株式会社 菅与

         横手市平鹿地域局産業振興課         秋田県平鹿地域振興局農林部

         東北農政局                     平鹿平野農業水利事業所

         秋田県雄物川筋土地改良区、          平鹿町土地改良区

         秋田ふるさと農業協同組合、           里見有機米研究会

         社団法人 秋田県農業公社           他関係機関、 関係者

   7. 集いの参加者数

            40~50名を予定しています。

   8. 参加申込み

            2月16日(月)まで、所定の申込書で申し込んで下さい。

   9. 懇親会の開催

         集いの終了後、

         雄物川町交流センター 雄川荘 において、懇親会を開催します。

         懇親会費として、5,000円の負担をお願いします。

  10. 集いの事務局、問い合わせ

         樽見内地域資源保全委員会 副理事長 渡部 一男 まで

奥州市江刺区、田谷農村環境組合が来訪しました。

 1月28日、岩手県奥州市江刺区の田谷農村環境組合(組合長 佐藤敬市 様)から19名が、当法人に視察研修に訪れました。

 この度の研修に当法人からは、石山理事長をはじめ8名、JA秋田ふるさと里見総合支店の渡部営農資材課長、横手市平鹿地域局産業振興課の高橋さんと河村さんが出席をし、樽見内地域における農村環境保全活動の説明をしました。

 また、田谷農村環境組合と活発な意見交換がなされ、当法人にも良い研修になりました。

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