2013年10月18日

10月18日、NPO日帰り視察研修を行いました

 10月18日、当NPO法人でNPO日帰り視察研修を行いました。

  今回の視察先は、岩手県釜石市、陸前高田市で、未だ大きくに残っている東日本大震災の被害とその後の復旧、復興についての研修をさせて頂きました。

 朝8時に視察研修参加者 77名が集まり、当地を羽後交通の大型バス2台で出発をしました。

 途中、道の駅遠野風の丘で休憩をしました。

 最初の視察地、釜石市は車窓からで、バスガイドさんの説明を受け、そして「釜石大観音」を参拝をし、陸中海岸グランドホテルで昼食をとりました。

 陸中グランドホテルで、従業員の方から震災時の生々しい状況を聞き、また津波の恐ろしさを教えられました。

 昼食後、釜石シープラザ・サンフィッシュに移動し、見学、買い物をしました。

 釜石市を後にし、途中、道の駅さんりくで休憩をし、陸前高田市に向かいました。

 陸前高田市の被災地視察は、現地ボランテァガイドをしています陸前高田市観光物産協会の副会長 實吉 義正さんと、陸前高田市観光ガイド 菅野 コハルさんにお願いをし、私たちのバスに同乗していただき、陸前高田市の震災被害とその状況、震災から2年半が過ぎた現在の姿、人々の暮らし、気持ち、悩み、願い、そして陸前高田市の未来など様々なお話をして頂きました。

 私たちには想像すら出来ない現実を教えて頂きました。 ありがとうございました。

 陸前高田市の訪問は、約1時間30分という短い時間でしたが、ボランテアガイドさんのお話を聞き、目に涙が・・・・・・。

 午後5時近くに陸前高田市を出て、途中休憩をし、午後7時30分に無事当地に着きました。

 今日一日、私たちを安全に、安心に、時に和やかに楽しませてくれました羽後交通のバスガイドさん、運転手さん、ありがとうございました。

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出発前の朝礼、挨拶をする石山理事長。

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釜石大観音で記念撮影。

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陸中海岸クランドホテルで昼食会。

陸中海岸グランドホテルも津波に被害、2階の天井まで浸水する被害だったそうです。

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陸中海岸グランドホテルの方から、津波被害のお話を伺いました。

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陸前高田市観光物産協会 實吉義正さんのお話を伺っています。

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震災の思いを語る實吉さん。

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陸前高田市観光ガイド 菅野コハルさんのお話を伺っています。

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写真を使って説明をしている菅野さん。

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震災被害後、がれき等を片付けられ、何も無くなった駅前通り。

ただ雑草が生い茂っていました。

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かつての道の駅。 建物に書かれた「45」の数字までが津波の高さ、とのこと。

 

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 まだ残っている「がれき」。

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話題の「一本松」のレプリカ。

 

◎ 渡さんの独り言、陸前高田市を訪れて・・・・・・

 私は今まで、東日本大震災の被害地を数ヶ所を訪れました。

 農家である私が最初に視察した箇所は、名取市の除塩をしている圃場でした。その除塩農地を視察した時、わたしは 閖上地区の津波被害の状況の凄さを目の当たりにしました。

 次に訪れたのは仙台にある飼料会社で、復旧し、稼動している状況を教えて頂きました。

 そして南三陸町のホテル観洋と南三陸町。その際は、ホテルのバスで南三陸町の震災被害地と仮設住宅等を案内して頂きました。

 今年の3月、NPO法人の視察研修で亘理町を訪れた際は、亘理土地改良区の理事長さん自ら、私たちのバスに乗り込み、亘理町・山元町を案内をし、津波被害の説明と土地改良事業等の説明をして頂きました。

 この度、陸前高田市を訪れ、震災ガイド 實吉さんの様々な思いをお聞きし、改めて震災被害の凄まじさ、人々の心の被害の奥深さ、一本松に寄せる人々の感情等々、多くの事を教えて頂きました。

 私は、東日本大震災から2年6ヶ月が過ぎ、被災地で暮らす人々に新たな課題、問題が発生しているように感じました。

 世間ではよく「絆」や「近所付き合い」、「コミニティ」等を取り上げます。

 そんな美しい言葉ではどうしようもない事が多くあることを実感した視察になりました。

 私どもの樽見内地域は、秋田県横手盆地の中心部にあります。近くには大きな川も山も無く、平坦地で暮らしています。ちょっとだけ雪が多いことと地吹雪が発生するぐらいで、台風被害も1年を通じてあるか無いかぐらいの地域です。

 このような平凡な地域で暮らしている私でも、震災地を訪れる度に様々なことを考えさせられます。

 国の震災の復興に使う予算は何兆何千億円でしょうが、その震災の土地で不自由な暮らしを強いられている人々は、億単位のお金の話より、もっと身近なことを必要に求めているのではないでしょうか。

 その土地の復興には合意形成が必要でしょう。どのような方法で、その地域に暮らす人々の合意を得ることが出来るのか、私にも分かりません。

 行政の仕事をしている方々、大変なご苦労をしていると思いますが、地域の復興のため、頑張ってほしいと思います。

 何か好き勝手なことを書いてしまいました。